黒松内岳の重滝左股沢登りby raiba1014in 2012年度、山行記録on 投稿日: 2023年7月20日 Noboribetsu Mountaineering Club 山行報告(沢登り) 黒松内岳・重滝左股沢登り 3年連続で黒松内岳の沢登り、今回は重滝左股沢を登る 目的の山域・山名 ブナ林の北限の町『黒松内町』に聳える黒松内岳(739.8m) 重滝左股沢地図 山行日 平成24年8月18日(土) ルート(コース) 重滝左股沢ルート メンバー CL小山内、藤木晴、山岸、東海林、西田芳、安藤、相馬、川村純S、近藤、長沼、水江、西田昌S 以上12名 山行形式 沢登り山頂から夏道下山 日帰り コースタイム 7:50 P場 8:05入渓 9:05 Cont320二股(左股沢) 9:45 Cont420上二股 12:20 黒松内岳山頂 重滝を目前にする。 黒松内岳の夏道登山口P場から林道を歩いて15分程、重滝が目の前に現れる。 そのスケールの大きさに驚く。凄いぞ!と皆が見惚れている。 左岸直登を止めて右岸高巻でクリアする。12名がクリアーする事を考えると正解だろう。 入渓から滝のオンパレード。 二三日前の雨で水量が多く続いて現れた斜上バンド付15mの滝、ここは是非とも直登 と思っていたが以上の理由で諦め左岸高巻でクリアする。残念の一言。 それから次々と現れる滝のオンパレード、其の度に歓声が湧き実に胸がワクワクする。 ロープを出した滝も有るが4~5mの直登できる楽しい沢登り。 下二股から左股沢がはじまる。 入渓から1時間でCont320下二股。コンパスを当てて左股を確認する。 ここからは長い!ナガ~イ!滑の連続で気持ち良い。ミニ・クゥワンナイ!?所々に 小滝が障害ハードルの様に現れ気を締める。 昌chan,純chanの女性二人もお助けロープを出す事もなくフットワーク快調に沢登りを している。 今回、黒松内岳の沢登りは3度目。初めての入渓は一昨年のブナ滝沢右股沢、昨年が ブナ滝沢左股沢で頂上へ直登する。山頂下のロックバンドの通過には3級程度の岩登り が必要で本当に大変であった。それぞれに特徴ある渓相である。 上二股から沢が狭まる。 大きな二股と思っていたがCont420上二股は見逃し易くよく注意して確認する。 沢は狭くなり水量も少なくなってきた。稜線が見え隠れする。 ここまで順調で滑落は無し、みんな快調でトイ状の滝も難なくクリア―する。 いよいよ藪漕ぎも増えてCont480二股に到着する。ここは山頂に近い稜線を目指す様に 右股を行く。小さな滑と小滝がまだ続くが藪は濃くなった。根曲がり竹のトンネルを頭を 低くして通過していくが太い根曲がり竹には苦戦を強いられる。 竹の子採りでは素晴らしい収穫間違い無!。 稜線に抜ける源頭部は草付急壁でロープを張ってクリアする。稜線に抜けると笹藪漕ぎ で身の丈程で藪は濃い状況。比較的薄い右稜線を漕いで頂上に到着する。 三度目も全員登頂を果たす。 全員が初めてのルートで遡行を果たす。実に清々しく充実した沢登り。 山頂ではガスも晴れて全員が晴れ晴れの記念撮影でした。 中間部とその上10mに狭いテラスがあり細かいホールドのスラブ状の滝 3mから5mほどの小滝が続く。 大ベテランの東海林S快調なフットワーク を魅せている。 滑の連続、約1キロの長さで続く。 随所で万歳写真。これだから沢登りは 止められない おもわず万歳!滝を登るほどフットワークが良くなる。 トイ状の滝登り、積極に飛び跳ねる。 様々な滝が現れる。次はマドンナ滝? 要所では地図で確認は重要な作業。 このカメラアングルが実に素晴らしい。 終盤の滝登り。 源頭付近の沢の様相 山頂で記念写真、上がってきた沢筋を見つめる東海林さん。