目国内岳東大斜面の滑走

 

 Noboribetsu Mountaineering Club

山行報告(日帰り往復登山)

蘭越町ニセコ山系 目国内岳(1,220m)
山頂から東方面に広がる憧れの大斜面を滑る

 

目的の山域・山名  蘭越町ニセコ山系 目国内岳(1,220m)
山行日  平成30年4月29日
ルート(コース)  前目国内岳コース
メンバー  CL藤木、SL西田、小山内、相馬、山岸、長沼、渡邊、酒井、安藤、八重樫さん、笹山さん、門馬さん、太田さん、以上13名
 山行形式  山スキー&スノーシュー
コースタイム  8:00 P場 9:10 前目国内岳尾根登り 10:00前目国内岳山頂周辺 11:30目国内岳山頂12:00東斜面下山滑走 13:30 前目国内岳山頂 14:00
P場 登り3.5H 下り2.0H
 

喜びの目国内岳山頂


 朝から良く晴れた空の下、今日は憧れの目国内岳北斜面を滑る。前回から3年経ち、また、もう一度、あの大斜面を滑りたくて、チセヌプリスキー場に集う。いつも通っている沢渡ルートと比較すると此のコースはCont1005m,Cont1080mへの登りの急な斜面が続き、此処を通過するともう少しで岩峰の山頂である。 頂上の直下にシーデポして岩峰を攀じり、頂上標識にタッチした。パウダーシーズンは何度も来ているが春山スキーは今回が2度目、メンバーの半数以上は初めてのコースである。初登攀のメンバーも半分いる。『おめでとうございます』・・・PM
2.5のせいか視界はあまり良くないがニセコ連峰の先に薄くボヤーと羊蹄山が見えていた。山頂直下で昼食を食べて体を休めて滑走モードに切り換える。逸る気持ちを抑える。北斜面と言ってるが実は東斜面が正しい。 メンバー全員、準備万端整う。
先行役で私が『スリー、ツー、ワン、ゼロ・・Drop in』スタートする。先陣を切って滑るのは実に気持ちが良い。斜度は30度位か!一気にCont1000mまで滑走した。振り向くとメンバー全員が『ドロップ・イン』して来る。気持ちよさそうだ―『本当に此処に来て良かった』と心の底から思う。

 

 

ニセコ・パノラマライン新見峠への分岐ゲートからスタートする

 

白樺山からのトレースだろうか?・・正面の疎林斜面にくっきり残っている

前目国内岳の山麓斜面が見えてきた。
良く晴れて風が無い素晴らしいコンディションに期待が膨らむ

 

前目国内岳へ、一段目の登り・・空は雲一つないブルースカイ

 

丸い丘の山頂が前目国内岳、正面のあの大斜面に注視する

同じ場所で、メンバーの背後には白樺山、シャクナゲ岳が聳える

目国内岳です。山頂から時計の4時方面に大斜面が広がる

 

中腹からの目国内岳(メクンナイダケ)岩峰の頂上まで未だ掛かる

きつい登りが続きジグを切る、此処からもう少しだが油断大敵

 

 

目国内岳の軌跡

 

岩峰下での昼食は眺め最高

 

 

岩登りで山頂へアタック

 

兼用靴でしっかり三点支持

見えるだろうか?ニセコ連峰と羊蹄山が見える

大斜面の滑り雪質もgoo

 

雪庇の大きな雪玉がゴロゴロ転がる下部斜面を急いでトラバース

 
斜め登りで前目国内岳のコルを目指し緩いスロープ登り返す

目指すコルまでもう少し・・・笹原の切れたケ所を目指す

 

登りから振り返り、あの大斜面を滑ってきた

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