浜益岳からの雄大な増毛山塊を展望

 

 Noboribetsu Mountaineering Club
  

山行報告春山残雪往復登山)

浜益岳(1,257.7m)
浜益岳から増毛山塊の雄大な展望を求めて

目的の山域・山名  増毛山塊 浜益岳(1,257.7m)
山行日  平成30年4月22日(前日テント泊)
ルート(コース)  幌コース
メンバー  CL小山内、SL相馬、山岸、西田、澤田、水江、藤木たか子さん、鈴木さん、笹山さん
及川さん、本野さん、川村さん、西田昌子さん、八重樫さん、門馬さん、永宮さん、
荒谷さん、SL藤木、太田さん                            以上19名
山行形式  山スキー&スノーシュー、往復山行
 コースタイム  5:00 テント場出発 6:40大阪山 8:00主稜尾根出合 9:15浜益御殿 11:30浜益岳
13:00 浜益御殿 15:00大阪山 16:00 テント場  登り6.5H 下り 4.0H

 

 

浜益岳を望み昼食を摂る


   一昨年のこのシーズンは浜益岳山頂の手前、Cont1,200で強風視界不良で撤退を余儀なくされる。リーダーは相当に悔しく思いリベンジを誓い今回を迎えた。何時もの様に山行前日に登別を後にして浜益名物煮ダコをいつもの魚屋さんで買う。増毛山塊の登山では毎回買うのですっかり顔なじみとなる。幌神社前の林道を走り果樹園からの林道出合の3~5百メートル手前の広場でテントを張り、安着と天気祭りを盛大にやる。
翌朝の天気は最高。定刻の5時前に日帰りチームのFさんとOOTAさんが4時間掛けて到着する。凄いファイターだ!・・・・
積雪は前回よりも多く順調にシール登行とスノーシュー登行で進む、大阪山、浜益御殿と長い長いルートを計画通りに進んで行く。二人パーティが下山してきた。浜益御殿下でテント泊、浜益岳を登頂したそうだ。
快晴、無風で日焼けする。この天気に恵まれてラッキー・・是非とも山頂を踏みたい。浜益御殿からスキー班は大斜面を滑走して長く遠くへとスキーを滑らせシール登行を如何に短くするかにかかっている。いよいよ浜益岳山頂へ続く登りがはじまる。第1段、第2段、第3段と緩急の斜面が続く。第2ステージで『群別岳』がピラミダルな姿を見せた。絶景である。この展望で疲れも吹き飛んだ。
   
縁起を担ぎ浜益名物タコを食べて明日は元気をつけて登 ります。

 大阪山から浜益岳と浜益御殿が見え始める。 いよいよ山頂に向かうファイトが湧き出す。

 歩いて随分とかかって此処まで来た。偽のピークから眺めて浜益御殿までの遠いのが良く判る。独立峰なので普段から風は強いが今日は無風無く快適である。

 

 浜益御殿から大斜面を滑ってきた『超キモチ良かった!』と初経験の女性メンバーが喋っていた私も気持ちよく滑ってその斜面を振り返って『そうだねー』と応えた。

 

 我慢しながらシール無しで此処まで来たが此処からシールを付けて登行がはじまる。

 


浜益岳への登行が始まり前峰が見えてその先の尾根が険しく見える。前回はここで強風ホワイトアウトで退却する。
 

 なんと左の肩に群別岳が見える。北海道の三大鋭鋒、素晴らしい絶景に感動する。

 

 左側、手前に西暑寒別岳、その奥に暑寒別岳が聳える。増毛山塊の主峰その堂々たる姿に感動をする。西暑寒別岳には何時か登って大斜面を滑ってみたい。

 

 浜益岳への最後の登り、シーデポしてアイゼンを付けて登る。スノーシューパーティは元気で登って来る。『此処で頑張らないと何処で頑張るんだー』

 

 バンザイ!バンザイの気持ち良く判ります。よく頑張ったね・・誠によく頑張りました。

 暑寒別岳を眺めながら昼食、絶景で身も心も大満腹です。

 

群別岳が真正面に聳えております。この絶景を見たくて頑張ってきました。

 アクシデントは目の前で起こりました。ハイ松ホールにストンと落ちて手を差し伸べて助け出す。この時期は稜線ハイ松ホールに要注意。

 

山頂下でシールを外して下山準備、あの先の浜益御殿までどの位かかるのかな。

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