群別岳を滑る

 

 Noboribetsu Mountaineering Ciub
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山行報告(山スキー&アイゼン・ピッケル山行)

群 別 岳
快晴の空の下、天空に突き上げるピークに挑む

目的の山域・山名 増毛山塊・群別岳(1376.3m)
山行日 平成29年4月23日(日)
ルート(コース) 群別川沿い群別林道終点から増田の沢から頂上を目指す
メンバー CLフジ晴、おさない、ワタナベ、ソウマ 以上4名
 山行形式 山スキー&アイゼン・ピッケル
コースタイム 5:50P場出発 7:50林道終点 8:00渡渉 9:00熊の平 9:40増田の沢出会い 11:15cont1079コル着
12:05南峰トラバース 12:50山頂  13:00下山 15:10熊の平 15:30渡渉 16:50P場

 

 


群別岳増田沢コース

 前日の雨が嘘のように良く晴れた風もない登山日和となる。例年より雪が少なく林道
の雪は所々で解けて地面が現れる度にスキーを担いだり、バタバタ砂利道を歩く。
2時間弱で難所の渡渉ポイントに着く。沢は雪解けで
ポッカリ大きな口を開けた、薄氷
のスノーブリッジを慎重に渉る。沢から台地上の林間を登行すると見通し良い広場の『熊の平』
に出る。ここから“群別岳”が良く見える。初めてのS氏とW氏は「凄い!」の連呼。ここでO氏
は以前から痛めた肩の調子が悪く大事をとってリタイヤする


昨日の新雪が3~4センチ積り重たい雪、『熊の平』から40分かけて『増田の沢』に入る
と前方に大滝が現れる。滝に近づいた処から急斜面を登る。シールが効いて長い急斜面をジグ
を切り登る。休み無しで登り切りピーク1079mのコルに到着する。
ここからの素晴らしい展望に感動する。 今までで一番の絶景。また、群別岳の象徴である
南峰の岩峰が目に飛び込む。その南峰に向かって広い大斜面を登る。

南峰の基部にシーデポしてアイゼン&ピッケルに履き替える。核心部のトラバースが続く。
前方には雲一つない山頂、オーラーの様なスジが青空に広がり幻想的である。山頂肩から
一気にアタックする。三人が時間差で登頂する。山頂からの絶景・・・・なんと素晴らしい
眺めなのか感動する。三人はガッチリ握手して健闘を称え合った。

   
 慎重に薄氷の様なスノーブリッジを渡る  熊ノ平からの群別岳に感動
   
 大滝の近くから急斜面を登る  南峰を目指して大斜面を登行する  双耳峰の奥徳富岳(ポン群別岳)1346m、いつか縦走で登りたい山
   
 左側ピークが幌天狗岳、何度かあのピークから群別岳を目指したが?  南峰の岩稜が近づいてきた  核心部のトラバースで山頂が見えてきた
       
 群別岳の絶景に感激のS氏  南峰岩稜をバックに山頂を目指すW氏 増毛山塊の主峰・暑寒別岳  初挑戦で登頂のS氏とW氏
       
         南峰岩稜下部のトラバース         F氏とW氏、山頂での固い握手         雲が湧き出す山頂下部を下る       地面だらけの林道をシートラで歩く
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