無意根山懐かしき古のコースby raiba1014in 2016年度、山行記録on 投稿日: 2023年8月23日 Noboribetsu Mountaineering Club 山行報告(夏尾根道) 無意根山 札幌の定山渓の奥に聳える無意根山、古の元山コースより登る 目的の山域・山名 札幌定山渓旧豊羽鉱山 無意根山(1,460m) 山行日 平成28年9月4日(日曜日) ルート(コース) 元山(旧豊羽鉱山)コース メンバー CL藤木たか子、石井、栗山、八重樫、伊藤、太田、正源 以上 7名 山行形式 日帰り夏尾根道往復山行 コースタイム 登山口 8:40 千尺高地 11:10 cont1141 12:00 薄別コース分岐 12:25 山頂13:10 下山 13:50 千尺高地15:30 登山口17:00 登り 4時間30分 下り 3時間10分 十数年ぶりに豊羽鉱山の元山コースから無意根山を登りました。冬は山スキーで大沼山や 美比内山にと通い慣れた処でしたが夏山にはあまり関心が有りませんでした。 さて、その夏山の登山道は如何なって居るのか?不安でしたが登山口から一歩踏み出した その先から古の道が続き、トド松やダケカンバ、そして、ミズナラの巨木達が『タンネの森』を つくり守ってました。処どころに道標があり沢山の登山者で賑わった往事を思い出させます。 道内各地に大被害を与えた台風10号による風倒木等は見当たらなく千尺高地を目指して 快調な足取りで登りました。cont844ピークから千尺高地が見えました。途中の視界は木々に 遮られ全く良く見えないが時折、木々の間から定天や余市岳などが見えました。 だんだんと根曲竹が高く深くなってきました。足元もよく滑り、狭く斜めの荒れた根曲竹ロード をどんどんと先へ先へと突き進み千尺高地、そして、憩いの広場、薄別コース分岐に到着。 予定時間よりも一時間以上掛かりました。登山道にはエゾオオヤマリンドウが沢山咲いて 疲れを癒してくれました。分岐からは路の状況は良くて軽快に登って行きました。 ハイマツで蔽われた登山道、沢山の根に足を躓き枝をかき分けながら三十数分で大勢の 登山者で賑わう山頂に到着しました。 晴れたら素晴らしい展望を期待しておりましたが視界が悪くて残念でした。 それにしても長いコースを歩いてきました。皆さんを褒めて下さい。よく頑張りました。 山頂より奥に休み場があり遅い昼食をとりました。実に美味かった。 下山は登ってきた道を下りました。視界が悪くなる中を足元には十分に気をつけて足早に下山 しました。数か所アップダウンもあり帰り道がこんなに遠く感じる古の登山道でした。 やっと登山口に到着です。携帯の歩数は29000オーバーでした。全員大満足の嬉顔でした。 登山口に山頂まで6.7kmの標識とオオカメノキの群落登山道 千尺高地までの古い道標 ぬかるみも丸太を並べてあり楽に渡れます 余市岳が木立の中から見え隠れ 三枚目の『無意根山へ』の道標 無意根山元山コース地図 (左上)背丈以上の根曲がり竹が登山道 に覆い被さり視界を遮る(真上)千尺高地の『憩いの広場』 にて休憩を を取るメンバー 傷んだ標識に歴史を感じる (右上)メンバー全員で久々の記念写真 ここまでよく頑張りました (左横)笹薮が覆い被さる登山道。薄別コース 分岐迄の要所要所で覆い被さる (右横)路に咲くエゾオオヤマリンドウ。沢山 咲いて疲れを癒してくれます 薄別コース分岐にて一休み 此処まで3時間45分掛かりました 絵になるガスの中に浮かぶメンバー達 苦労して良く頑張ってたどり着いた無意根山の山頂です 覆い被さる根曲竹を漕いで下るメンバー 足元に赤い実をつけたゴゼンタチバナ 石がゴロゴロの登山道 登山口に戻ると万歩計は29000歩数 これはハードな山行でした (2016年山行記録一覧に戻る)