鉱山町古の大峠にのぼる

 

 Noboribetsu Mountaineering Club

山行報告(スノーシュ―)

 
登別鉱山町 大峠(667.2m)
鉱山町の奥へ伸びる林道をたどり古の大峠山道を行く

目的の山域・山名 登別市鉱山町 大峠(667.2m)
山行日 平成26年4月5日(土)  7:00 登別市民会館P場集合
ルート(コース) ふぉれすと鉱山から大峠往復ootouge140405.pdf へのリンク
メンバー CL安田、澤田、長沼、鈴木さん、山岸、及川さん、川村さん、笹山さん、藤木晴、藤木Tさん、近藤、本野さん、渡邊、東海林、谷さん、斉藤さん 以上16名
 山行形式 スノーシュー登山
コースタイム  7:50ゲート前P場 8:25旭鉱の沢大曲分線 10:00林道終点尾根取付き 11:30手前cont640ピーク  12:00大峠  下山途中昼食 15:20ゲートP場

 昭和30年代まで幌別鉱山には壮瞥町黄渓(オーケイ)から大峠を通って索道が走り硫黄などの鉱物を出荷しておりました。今回はその大峠に登るべき古の山道を探しながらのスノーシューハイクとなりました。事前偵察のお陰で尾根出合いには予定よりも早く到着しました。心配された藪漕ぎもさほど大した事も無く順調でした。Cont500ポコからは春山残雪尾根歩きとなり周りの眺望も雲に邪魔されながらも見える様です。カムイヌプリや室蘭岳、稀府岳などが見え隠れして連なっておりました。冬山造材の作業道が奥まで伸びて古の山道跡は探せませんでした。でも、何となくその雰囲気が其処彼処に在る様な妙な気分でした。Cont630のピークを越えると目の前の展望が広がり幌別岳山頂と大峠が見えました。苦労が報われる、とはこの事です。大峠で全員の記念写真。リーダ、サブリーダに大感謝です。この“大峠”へのルートがわかった事から来馬岳やカルルス山、室蘭岳までの縦走が今まで以上に気軽に実施可能になります。それにしても大変に良い山行になりました。  
鉱山ゲートから快調に旭鉱の沢支線
林道を行く。、さほど雪はぬからない。

旭鉱の沢支線大曲分岐の標識を右に入る
   
 先に見える二股林道を右に入ると
目指す尾根の入口は近い。
 スノーシュ―が有りがたいが尾根の
入口からは笹藪が次第に濃くなる。
 笹藪を漕ぎながらCont500ポコをめざす  Cont500の雪山、藪漕ぎから解放。
       
 大峠へ・・・北東に伸びる尾根。
痩せ尾根でアップダウンで手強い。
 難所を通過して一休みする。右方向に
緩やかに林道の様な木立が見える。
 作業道をつめてからCont630
ニセピークを目指す。大峠までは近い。
 前方にCont630ピーク。よく此処まで歩いてきたと、自分をほめる。
     
 昼食予定地まで下がる途中の痩せ尾根。
天気も気になり、お腹も空いてきた。
 遠くの正面に見慣れた幌別ダム。  陽が差しカムイヌプリと室蘭岳が
良く見えてきた。
 尾根出合い付近で突然の雷鳴。
激しく雪が降り出す。
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