ポン夕張岳を新しい仲間と訪れる

Noboribetsu Mountaineering Club

    山行報告(6月会山行 ヤシオツツジとネギ三昧)

ポ ン 夕 張 岳


春山山行の定番の山、最初に訪れた時のヤシオツツジの両サイドを埋め尽くすフラワー街道に感動。そして、ネギが道の両脇ビッシリ一面にユラメクのを見て更に感動しました。
あれから十数年、二三年ごとに大勢のメンバーで訪れ少し寂しい“ポン夕張岳”を活気づけております。


目的の山域・山名  南富良野町金山・小夕張(ポン夕張岳)1,234m
山行日  平成24年6月10日
ルート(コース)  金山コース
メンバー  CL後藤・SL藤木晴・山岸・及川さん・西田昌さん・津川さん・SL西田芳・小山内・藤木(た)さん・渡邊・笹山さん・SL永宮・相馬・智ちゃん 以上14名
山行形式   夏尾根道往復登山
 コースタイム  8:35登山口  11:35ネギ沢出合い 11:50 頂上  12:35下山   14:55登山口

ルートは金山コースからの出発です。
後藤リーダは夏山登山、初めての采配で、いつものテンポ有る口調も幾分緊張気味で切れが悪い状況。

登山口から小雨模様で雨具をつけてのスタートです。
いつもこのコースを登る時に感じる事は大変良く整備されたコースと思いながら登るのですが今回は風倒木が多いのが気になりました。

今回もお目当ては当然、“ヤシオツツジ”と“ネギ”であります。

スタートから急登でそれがやっと終えると長い尾根下のトラバース、Cont900から平坦になり、そして、頂上へのラストスパートの稜線歩きとなります。
この辺りからお目当てのネギ&ヤシオツツジロードの始まりです。

今回は雪解けが遅かったのかネギは痩せ細り太いのが少ない状況です。
ヤシオツツジも登山道の両サイドに隙間なくピンクの花を咲かせて、白い花のオオカメノキと競演するのですが今回は8分咲きで疎らに咲いていて、どことなく寂しさを覚える今日この頃です。

それでも初めて訪れたメンバーは盛んにネギ採りに夢中になり山登りの事も忘れたかのように振舞っておりました。

木々の切れ間から尖がったポン夕張岳の頂上が見えてきました。

頂上直下の9合目からはロープ場をクリアして慎重に登ります。

第3級の様なクライミングで痩せ尾根を登り登頂しました。

『夕張岳登山口』この立派な標識!いつ来てもこの素晴らしい標識に感激します。
長い尾根下のトラバースでした。 夏山初采配の後藤リーダです。
ヤシオツツジは8分咲きでした。 いつもこの沢に雪渓がある。
おなじみのコースです。
今年のヤシオツツジはまだ八分咲き、でも来て良かった!
ダケカンバの白さに映えるヤシオツツジ ポン夕張岳が堂堂たる姿で聳え立つ

Tちゃんは実家に宅急便で送る
べき一生懸命採っております。
・網を被った奥のSさんはヒタスラ採って
レジ袋に五つでした。・他のメンバーは我先にと雪下の柔らかい
新芽を採っておりました。
見て下さい!ネギは満開でした。
 ネギが一面に揺らめくネギ沢を
細心の注意で通ります。懸垂で降りて両手いっぱいに
採るのが夢です。

それにしても恐ろしい程の急斜
面で“クマ落としの沢”に命名
しました。

夕張岳をポン夕張岳頂上から眺めました。あいにくのガス模様でご覧の通りです。 満足顔で戻ってきました。ザックには明日への活力とネギが一杯です。